▼2024年度からの試験内容の変更点
1次試験時間 | 変更なし |
---|---|
リーディング |
38問→31問(7問削除) ・大問1:短文の語句空所補充→3問削除(文法問題など) ・大問3B:長文の内容一致選択→4問削除(設問No. 30-33) |
ライティング |
1問→2問に追加 既存の「意見論述」問題に加え、新しく「要約」問題が追加 |
高校卒業程度の英語力が目安となります。大学入試レベルに近い難易度のため、高校で学習するレベルの文法力が必要です。
必要な語彙数は約5,100語で大学入試レベル。抽象的な語や専門用語もしっかりと語彙の学習をする必要があります。
長文読解ではテクノロジーや環境問題などのトピック、E-mailではビジネス文章レベルの問題が出てくるので、暗記しただけの単語力では独特な言い回しに対応できないこともあります。
ビジネス文章の文語調の英語表現や、長文で使われている慣用表現などはしっかりと慣れるまで読み込みましょう。
試験時間85分と変わりませんがその中で2つのライティング問題を終わらせるにはライティング問題への解答時間も含まれています。設問数の減ったリーディングパートを50分~55分で終わらせ、30分~35分程度はライティング問題に使えるように時間配分を考えることも重要なポイントです。
因みにライティング問題の出題順は要約問題~意見論述問題となっています。
★要約問題について
要約問題に出題される150ワード程度のエッセイは3つのパラグラフから構成されていますが以下のような手順でまとめていきます。
1.エッセイ全体を読み、エッセイの主張が何であるかを特定し、何を伝えたいのかを把握して要約していきます。
2.具体的な用語や数値、固有名詞等は総称的な語やフレーズ、抽象的な表現に言い換えて行きます。
例)Norway, Sweden, Finland→Scandinavian countries / decreased by 80 %→significantly decreased
3.論理性を構築するためにパラグラフを意識しつつ、要約文の構造も本文と同じ構造で要約していきます。第1パラブラフではエッセイの主張の特定、第2、3パラグラフそのつながりに気を張り、第1パラグラフの原因や結果等がどう論述されているかを簡潔に要約していきます(例えば第2パラグラフがPositiveな内容に対して第3パラグラフはNegativeな面を論じている等)。
4.似たような言葉、不必要に長い情報、繰り返される文などは総称的な言葉を使ってまとめ、要約を簡潔にしていきます。
最後の重要点は前提知識がなくても要約文だけを読んで元となるエッセイの主張が要約文で表現できているかを確認します。また要約文という性質上、指定語数である最高55ワードを超えていないかという点も確認してください。
(パラフレーズに関して)
上記のような手順で要約していくのに一番重要なのは“パラフレーズ(言い換え)”の力を磨くことです。パラフレーズの練習では1つの文の単語や構造を変えつつ(例えば具体的な表現を抽象的な表現に書き換える、能動態の文を受動態に変える等)、同じ意味の文に書き換えることができるような練習が必要です。解答例を見て要約文ではどのようなパラフレーズが使ってあるかを確認したり、AI等も有効に使いながらパラフレーズの文を作成するなどしてその力を磨いてください。
★意見論述問題について
TOPICに対して賛成か反対か(Agree or
Disagree)の立場を明確にし、指定されているPOINTの3つの中で使えるものを使いつつ自分の意見をまとめ上げるという内容です。自分が最初に表明した意見に矛盾する内容の理由や説明を書かないようにしましょう。賛成であれば、賛成であることをサポートする理由を述べ、反対の場合は反対の立場をサポートする理由でまとめ上げ、結論まで導いて行きます。指定ワード数は80~100ワードとなりますが、80ワードを下回らないように理由1、理由2ともその詳細まで掘り下げて書くことができるように自分の意見をしっかりとまとめて書きていきましょう。
単語数は約5,100語(大学受験レベル)と準2級より約1,600語増えます。
語彙の学習だけでなく、分詞構文や話法、時制問題などハイレベルな文法習得が必要となります。 多様な英文をしっかりと理解できる読解力を身につけることが、大きなカギです。
リスニング問題のレベルは、現行の共通テストレベルと考えましょう。また、ライティング問題の比重が高くなっているので、上記のような細かい点はもちろんですが、全体的には内容、構成、語彙、文法といったエッセイライティングの基本となる点に気を配りながらライティング対策に取組んでください。
●高校生の方へ
今までは2級取得を目標としてきた高校生が多い中、大学入試問題の内容も変わり、2級合格は通過点となり、難関大学を目指すには準1級レベルの英語力が4技能で必要となります。そのためには、CSEスコアー2600満点中2150点で出される2級A判定での合格を目指し、更に上の級を目指すような勉強をしましょう。
小学4年 2級合格 |
[本人のコメント] ヤッター!!本当に合格できてめちゃくっちゃうれしくてHAPPYです! 単語を覚えるのにすごく苦労しましたが、今迄頑張ってよかったです! 2級を教えてくれた先生に感謝します。 これからも、英語を続けて将来、英語を使って仕事をしたいです! ※ 英検®合格講座の受講生です。 [お母さんのコメント] やっとほっとしました。合格して嬉しかったです! みゆは幼いころから幼稚園までインターナショナルに通い、小学1年で準2級に合格して、 2級は4年生に再開しましたが、簡単ではありませんでした。 実際、レッスンも最初は頑張っていましたが、途中で嫌になったり、集中出来ずに先生にも ご迷惑をかけた時もありました。しかし、先生は暖かく見守り、助言をしていただき、 合格することができました。習い事や塾のある中、体力的にも大変でしたが、 やる気スイッチを押しつつ、粘り強く頑張ってくれました。ほめてあげたい!と思います。 将来の夢に向かって1歩ずつ頑張ってほしいですね。 |
---|---|
大学1年 2級合格 |
英検®ネットドリルの良さは何といっても「繰り返し」。単語も熟語も頭に残そうと思ったら演習が重要ですが、この点はネット学習が便利です。でる順パス単や過去問、弱点補強にリスニング演習。おかげ様でしっかり対策ができました。 |
30代 社会人 2級合格 |
毎日仕事が忙しく、単語を覚える時間がなかなか作れなくて電子辞書を引くのも嫌になっていたのですが、英検®ネットドリルで徹底的にでる順パス単をやったおかげで効率よく単語と熟語を覚えられました。過去問対策もバッチリで助かりました。 |
小学5年 2級を勉強中 |
大学入試対策(センター試験対策)にも効果絶大! 4月から英検®ネットドリルで2級の勉強をしているのですが、 今月の河合塾の大学受験対策の模試でリスニングで84点(100問で1問1点)をとりました。 10月の英検®受検を目指していますが、英検®ネットドリルをやるまではほとんどリスニングの学習をしてなく、 5割ほどしかできなかったのですが、今は8割近くまでできるようになりました。 大学入試の勉強にもなることがわかって驚きました。 |
当教室では、英検®学習をしているすべての児童・生徒が使用しています。導入後の結果は英検®の取得率が30%ほどアップ。中学卒業までに準2級を取得する受講生は1.5倍になりました(教室の声より)。